居酒屋に訪れるお客さんとスタッフの関係について

居酒屋にありがちな悩ましい問題

人手不足が叫ばれる中でも、居酒屋に訪れる人は止む事がありません。
居酒屋に癒しを求めている人が多いのかも知れませんが、お店側はアルバイト等の人員確保にてんてこ舞いです。
アルバイト等のマンパワーが足りないという理由も、確かに一理あります。
しかしお客さんの一寸した適切な協力があれば、若干でもマンパワーを抑える事は出来るかも知れません。
居酒屋に来れば、ビール・日本酒、ワイン等のアルコールをお店のスタッフにオーダーするのは一般的です。
アルコールは、ほろ酔い気分にさせたり・ストレスを抑制する効果がある一方、摂取量やアルコールへの耐性等にもよりますが、判断能力はいささか低下してくるのはやむを得ないでしょう。
ジョッキに注がれる生ビールを例にすれば、歓談や料理に箸を付けたりしながら一杯目のジョッキを飲み干し、二杯目のビールをオーダーするお客さんは沢山いるでしょう。
またこれはお店からすれば、利益が増える訳ですから有難い事に違いありません。
しかしお客のオーダー方法が曖昧である為、お店のスタッフは困惑しスムースな対応を取れない事があります。
例えば取り扱う生ビールは一種類で、ビールジョッキの大きさや形等を見ればオーダーが認識出来れば問題無いでしょう。
しかし同じビールジョッキに、複数メーカーの生ビールを継ぐお店もあるかも知れません。
そうなると「同じ物をおかわり」と言われても、お店のスタッフはスムーズな対応が難しくなります。
また酔いが回ってくると、「もう一杯」等と単純化される傾向にあります。
こうなると、伝票を見て確認する必要があるかも知れません。
昨今では人手を介さず、テーブル席に備え付けられている端末から指定して、オーダーするシステムが増えてきましたから、この問題も解決していくのかも知れません。
とは言えお店の経済事情や店主のポリシー等により、従来のスタッフがオーダーを取るという方法を採用している居酒屋も健在です。

余り知られていない?サービスし過ぎか?

居酒屋ではお酒や料理を頼むのがルールですが、予想外の要求をするお客さんが時折います。
お客さんのテーブルから魚を捌く専任スタッフを見ると、釣ってきた魚を捌いて欲しいというお客さんがいます。
つまり技術を持つスタッフがいるのだから、技術的には可能であろうという論理です。
しかしオーダーされた刺身等の作業で、手一杯なのです。
また日本酒のオーダーに応える場合、「盛りこぼし」と呼ばれる注ぎ方があります。
四角い升の中にコップを置きそこにスタッフが注いで行きますが、コップから溢れてもまだ注ぎ続けるのが一般的です。
とは言えある程度の限度がありますが、お客さんは「もっとこぼして欲しい」と言われ困惑する事があります。
先に挙げたような状況から、現代はサービスが過剰になっていると言えるかも知れません。

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